citymusicaAct ブログ

音楽劇・朗読劇を行っているシティームジカアクト事務局スタッフのブログです

購読紙から「大切な聞かせどころは、あえて『小さな声』で。」

購読紙のコラムに、とてもすごい内容が書かれた記事がありました。
ご紹介します。


~当代きっての浪曲師・三原佐知子さんの口演を聞いた。三味線を伴奏にして独特の“節”と“語り”で演じる浪曲。舞台での三原さんの声を聞いていると、物語の登場人物がフッと浮かび上がるような臨場感に包まれる。三原さん曰く。「大切な聞かせどころは、あえて『小さな声』で演じることが多いんです」。“聞かせどころ”なら、大きな声で演じてもよさそうだが、理由を聞いて納得した。小さな声で語り歌うと、聴衆が聞き逃すまいと耳を澄まし、神経を集中させる。大きな声以上に、高い技術を駆使する時もある。~


posted by アージ