citymusicaAct ブログ

音楽劇・朗読劇を行っているシティームジカアクト事務局スタッフのブログです

新年度公演作品のご案内

コロナ禍の影響から、しばらく活動を自粛しておりましたが、来年度の公演作品に向け、稽古を再開いたしました。

 

 

まだまだコロナの傷跡は深いですが、次回作品は、少人数の団員による編成による、ミニシアター作品を新年度(2023年)に公演いたします。

 

子どもさんにも楽しんで頂ける、ユニークな90分作品です。

 

詳細は2023年1月下旬頃にホームページにて発表いたします。

宜しくお願い致します。

 

事務局

 

 

 

地域づくり 手のひら芸術活動

新型コロナウィルスが、日本でも再び猛威を振るっています。少し数値が減少傾向に推移してるとは言え、下げ止まりのようです。各地ではワクチン接種が始まりました。

 

当団のシティームジカアクトは少人数で構成している団ですが、老若男女、とりわけ、シニアの数が勝っているので、日常はもちろんのこと、稽古ではここ最近は感染の予防と取り組みに対し、神経質なくらいになっています。静かに、朗読ドラマをメインにした稽古が主になっています。

 

コロナ禍だからこそ取り組めることを思案すれば、不思議と原点に立ち返ります。

「地域づくり、ひとづくり、手のひら芸術から生まれるもの」等々、これからやれること、やるべきこと、やらなくてはならないこと。

考えてみれば、シティームジカアクトは、地域に還元できる材料を沢山蓄えてきました。

 

コロナ禍の今だからこそ、雑草のようなシティームジカアクトでも、親指と人差し指でつまめるほどの小さなことですけれど、「地域づくり 子ども手のひら芸術研究所」を開始する予定です。

本年9月頃、山口市の各地域交流センターにて広報誌配布を予定しております。

 

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購読紙から「大切な聞かせどころは、あえて『小さな声』で。」

購読紙のコラムに、とてもすごい内容が書かれた記事がありました。
ご紹介します。


~当代きっての浪曲師・三原佐知子さんの口演を聞いた。三味線を伴奏にして独特の“節”と“語り”で演じる浪曲。舞台での三原さんの声を聞いていると、物語の登場人物がフッと浮かび上がるような臨場感に包まれる。三原さん曰く。「大切な聞かせどころは、あえて『小さな声』で演じることが多いんです」。“聞かせどころ”なら、大きな声で演じてもよさそうだが、理由を聞いて納得した。小さな声で語り歌うと、聴衆が聞き逃すまいと耳を澄まし、神経を集中させる。大きな声以上に、高い技術を駆使する時もある。~


posted by アージ

地域創り・ひとづくり草の根活動ため、文化芸術の宝庫である地域の歴史を学ぶ

www.citymusica-act.net

「時が経ち、その時代時代に起きた地域の歴史に焦点を当ててみると、歴史は、まるで緑青のごとく深い単色に変化しているかのようにさえ見えてくる」と、そのように思えてきます。

歴史が重なってくると、時代時代に起きた様々な出来事は、時が経てば人々の心に文化、芸術の域まで深くなることを実感します。地域の歴史は文化芸術の宝庫かも知れません。

学びは人として、それはとても大切な創造の一歩だと思います。

 地域創り・ひとづくりの原点でしょう。

「文化研鑽の集い」次回のテーマにむけて、一歩進みたいと思います。

※シティームジカアクトの「新着情報」と「お知らせ」サイトに詳細をリンクしていますのでご覧ください。

 posted by アージ

 

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【公演延期のお知らせ】

【公演延期のお知らせ】

令和3年4月10日㈯ 午後2時よりy山口県教育会館大ホールで公演を予定しておりました音楽劇『薔薇枝の生涯~泥に咲いた一本の薔薇」は、公演の延期になりました。
延期後の詳細につきましては、後日、本ブログと公式ウェブサイトにてお知らせいたします。
ご予約と来場予定をされていました皆様には、心よりお詫び申し上げます。
上記の件、よろしくお願い申し上げます。

ティームジカアクト公演実行委員会

読書の扉~永井荷風の作品

【本の紹介】

短編文学作品は、読書の時間の扉を開いてくれます。

今日はその中でも、永井荷風作品を紹介します。

永井荷風文学には、言葉の抑揚の美しさを感じます。各地で開催されている朗読会でも、人気の高さを伺うことが出来ます。

 

永井荷風は、幼少期から江戸文学を読み、その後にフランス文学へと傾倒して行きました。荷風は独特な恋愛観を持ち、数々の作品に、それが表れています。

 

荷風の作品に、いやらしさや欲情的なものを感じさせないのは、言葉の一つ一つが持つ、ゆったりとした抑揚の「美」の表現で綴ってあるからかも知れません。

 

娼婦との恋を描いた荷風文学の最高峰小説「濹東綺譚」(ぼくとうきたん)は、荷風が通い続けていた私娼窟が作品の元になった作品です。

初老の男と、若い娼婦の女性との刹那的なこの恋愛作品では、流麗な荷風の表現が、すべてそこに集約されています。

 

1960年に映画化され、日本の名優の多くが出演しました。監督は文芸映画の巨匠、豊田四郎。音楽はクラシック音楽界、オペラの作曲家、エッセイストとしても著名な、日本の音楽界を支え続けた、團 伊球磨が担当しています。観ごたえ、聴きごたえのある映画です。

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荷風はフランスを深く愛し、フランス文学に強く影響を受けていました。

荷風は1907年にフランスに短期滞在しました。

「フランス物語」は、荷風が滞在した時の、今から100年以上前のフランスの街並みや音楽などが、独特な空気色として表現されています。荷風の目で見たフランスの文化と、きれいな景色感で綴られています。

しかし発刊から2年で発禁処分を受けた作品です。日本を屈辱するような表現が問題になりました。

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【音楽劇「薔薇枝の生涯~泥に咲いた一本の薔薇」公演のご案内】

音楽劇「薔薇枝の生涯~泥に咲いた一本の薔薇」公演のご案内


2018、2019年に続き、三回目公演、音楽劇「薔薇枝の生涯~泥に咲いた一本の薔薇」の公演日程をご案内いたします。

●日時:令和3年4月10日㈯ 14:00開演
●場所:山口市民館1F小ホール
●料金:2,000円/お一人様※中学生以上


この度は、新型コロナウィルス感染拡大の予防のため、専門機関の指導により、ご入場頂けるお客様の人数を限定の上、公演を行う事となりました。

チケットにつきましては、ご予約頂いた方々を含め、予定人数に達した時点で、締め切りとさせて頂きます。何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 

今回の作品は、物語の一部をリメイクし、新しいキャストも加わり、内容は更に充実いたしました。
昭和21年、敗戦で傷んだ日本。経済復興により再び芽吹き始めた大衆音楽文化。そこに生き抜いた人々の人間像をテーマにした作品です。

ご予約の開始は、令和3年2月中旬~下旬の予定です。
ティームジカアクトの本ウェブサイトまたはFAXにてお申込み頂けます。
ティームジカアクトの代表作品「薔薇枝の生涯~泥に咲いた一本の薔薇」の公演にお越し下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

posted by アージ